乳がん検診アンケート調査の結果

女性の健康支援チームでは、働く女性の健康支援をテーマに様々な活動を行っています。
受診者様に女性特有の健診について新たな情報を発信することで健診やご自身の健康管理に関心を持って頂く機会を創出したいと考え、女性特有の検診(乳がん検診)について、現況と今後の検討課題のため、アンケートを実施致しました。


乳がん検診を受けたことはありますか。

最近、多くの有名タレントが病を公表したことやピンクリボン運動の普及により、乳がん検診への関心が高まっています。今回はネットワーク健診における乳がん検査について、当社とご契約頂いている医療機関へアンケート調査を行いました。どんな検査なの?気になるけど怖い、受診して満足してしまっていることはありませんか。ご自身の年齢や乳房の状態に合った検査方法を選択していますか。


乳がん検診は女性医師・技師が担当していますか。

乳がん検診は女性医師・技師が担当していますか。不定期勤務の機関も含め、半数以上の医療機関で女性医師が担当していることがわかります。ご自身の希望や不安なことがあるときは、医療機関に伝えてみましょう。
マンモグラフィ検査は約90%、エコー検査は約80%の機関で女性技師/医師が担当しています。女性が受診しやすい環境が整っています。


3Dマンモグラフィ検査は導入していますか。

3Dマンモグラフィ検査は導入していますか。38機関がすでに導入済という結果でした。
今後も導入が進む傾向です。


デンスブレストを結果通知していますか。

デンスブレストを結果通知していますか。医療機関によってはデンスブレストを結果通知してくれるところもあります。当社と契約している機関の約40%が通知しています。異常の有無だけでなく、ご自身の乳房の状態を知っておくことは大切です。


要精密検査が出た場合、専門施設の紹介・連携を行っていますか。

要精密検査が出た場合、専門施設の紹介・連携を行っていますか。検診で要精密検査が出た場合、約40%の機関が専門医を紹介していると回答しました。検診を受診した院内で紹介しているという機関も多くあります。
早期に精密検査を受診できるので魅力的です。


医療機関のブレストアウェアネスの取組みについてご紹介!!

自己触診の方法について診察時に説明している
自己触診の方法が記載されたパンフレットの配布
待合室で自己触診の映像を流す
このような取組みを行っている医療機関もあります。
年に1度の定期検診に加えて、ぜひご自身の日常に月1回の自己触診のセルフチェックの習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか。


おわりに

当社と契約している医療機関の乳がん検診に関する情報はいかがでしたか。
乳がん検診はまだ早い?とくに異常はなさそうだから受けなくても大丈夫!とおもっていませんか?この機会にご自身の健康診断に乳がん検診を追加してみてはいかがでしょうか。

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