社員数 | 約825名(2021年8月現在) |
導入効果 | ・健診の予約や変更手続きにおけるプロセスの簡素化 ・一人一人に対し行き届いた対応が可能 ・健診結果データの納期短縮化 |
伊藤忠エネクス株式会社 |
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伊藤忠エネクス株式会社 |
加藤 恵美さん(人事総務部 人事課 健康管理室) 「はい。本社勤務以外の地方の社員は、他のネットワーク健康診断を利用していましたが、それはあらかじめ利用する医療機関を事前に登録した上で、自分で予約するシステムでした。利用の登録に2週間かかり、異動することになった社員は健診機関の登録からやり直さなければならなくて、健診を予約できるタイミングがかなり遅れてしまうんです。胃カメラなど予約が取りづらくて少しでも早く健診を予約したいのに、そこで予約ができず待たされるもどかしさから苦言を呈す社員もいました。もう一つ、健診結果が会社に届かないと実施が確認できない状況なのに、結果が届くのが遅く、未予約者への勧奨等がかなり遅れてしまっていました。これではまずいということで、途中から各部門の管理担当者に、4月中に全社員の健診予約完了の報告をまとめてもらうようお願いをしましたが、年度初めの繁忙期に、担当者に非常に大きな負担をかけてしまいました。一方本社では、今はウェルネス・コミュニケーションズにお願いしているような流れで、社員に健診の申込書を提出してもらい、健診希望日をリストにして健診機関に送り日程を調整するという作業を、私たち健康管理室が担っていました。」
加藤さん 「4月中はもう健康診断の予約業務だけしかできない状態でした。しかし、ウェルネス・コミュニケーションズのネットワーク健診サービスを導入してからは、この状態から解放されて、予約のみならず健診結果の戻りもかなり早くなりました。これまで把握しきれていなかった社員の予約状況もすぐわかるので、適切なフォローができるようになったのもうれしいですね。」
予約状況をリアルタイムに確認できるため、適切なタイミングで未予約者へ受診勧奨が実施できます。メールや電話、ハガキなど様々な受診勧奨ツールをご用意しており、受診率向上の施策をお客様ごとにご提案いたします。 |
加藤さん 「健診の検査項目を弊社の目的に合わせてカスタマイズできることです。たとえば、かねてから弊社の産業医に『B型、C型肝炎検査を若い社員にも受けさせるべき。40歳過ぎて毎年やっている意味もない』と言われていたのですが、以前のシステムでは各健診機関が設定している各種コースで受けてもらうしかなく、B型肝炎しか基本項目に入っていない健診機関にC型肝炎をオプションでつけるとか、ある年齢の若い社員にB型C型肝炎の検査をオプションでつけるとか、指示・予約・精算の手間を考えると、『そうですね……』と聞き流すことしかできませんでした。しかし、ウェルネス・コミュニケーションズのネットワーク健康診断サービスで年齢・性別ごとのコース設定を細かくすることで、『この年齢の人にはこの検査を受けさせたい』といった指定も簡単にできます。もちろん、検査不要という指定もできます。社員自身は普通に予約の操作をするけれど、それぞれで異なる検査の内容をこちらで指定できるという、私たちの希望とぴったり合うシステムでした。ウェルネス・コミュニケーションズに変えることで事務手数料が増すことが社内で審議する上でネックになると思ったのですが、今まで当たり前に入っていた<毎年やる必要のない項目>を減らすことで、実際にはトータルの健診費用はそこまで増えず、試算した結果社内審議もスムーズでした。」
日野間さん 「産業医からも、年代別のカスタマイズはとても良いね、という意見がありました。」
加藤さん 「肝炎の検査は30歳になったタイミングで一度受けられるようになりましたし、昨年限定でABC検診(胃がんリスク検診)を社員全員が受けられるようにするなど、産業医が強く希望していたことが実現しました。」
日野間さん 「さらに、今年の新入社員からは雇入れ時健診にABC検診を導入しています。私たちがやることはウェルネス・コミュニケーションズでそのように健診コースを設定するだけです。申し込みはABC検診が受けられる医療機関しか選べないシステムになっているので予約漏れの心配もありません。入社前から在職中を通して、がんの早期発見やリスクの気づきにつながるシステムを構築できていると思います。」
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※今回はオンライン取材にてお話を伺いました。